コイン市場の低迷とともにNFT市場にも冬が訪れる一方で、有望プロジェクトの保有者は増加したことがわかった。
NFTデータプラットフォーム「クリプトスラム(Crypto Slam)」によると、米ニューヨークで先月開かれた「2022NFTNYC」で「Doodles Records:Volume1」発売の発表から24時間で、これまでの「Doodles Records」コレクションがNFT取引量1位を占めた。
NFT市場は最近、現物市場である暗号資産(仮想通貨)市場がグローバルでの金利引き上げ基調とともに内部の悪材料も重なったため、相場が急落している。
暗号資産情報提供プラットフォーム「ザ・ブロック(The Block)」の月間取引量データを調べると、世界のNFT取引量は今年1月に160億ドルで頂点に達した後、下落傾向が続き、先月は10億ドルを記録した。
現物市場の悪化を受けてNFT相場も下落した。ただ、これは人気NFTの参入障壁を下げるきっかけになった。
グローバル暗号資産取引所「バイビット(Bybit)」によると、実際、DoodlesのNFT保有ウォレットの数が大幅に増加した。バイビットは、優良NFT保有者は下落した局面でも、簡単には売らない傾向があると分析している。
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