2024 年 12月 26日 (木)
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ライブコマースのショー司会者、出演料急落…競争激化

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韓国で最近、ライブコマースショーホストの出演料が急激に下がっている。ライブコマース市場に参入する業者が雨後の筍のように増え、業者間の競争が激しくなったうえ、投資額対収益はますます減り、ショーのホスト人件費も下がっている。

ファッション、ビューティー業者はもちろん、免税店、百貨店、電子商取引なども専属のショーホストを採用した。テレビのホームショッピングでもライブコマース担当のショーホストを別に選ぶほどだった。ライブコマースショーホストと製造業者をつなげる専門の代理業が現れたりした。

就職プラットフォーム「ジョブコリア(JOBKOREA)」によると、15日の例をみれば、ショーホスト採用の公告だけでも240件を越える。雇用形態は業者別に異なるが、1回ずつ出演料を受け取るフリーランサーや臨時の契約職が大部分であり、適度に月給を受け取ることのできる正規職はほんの一部だ。

ライブコマースが、競合相手のいない「ブルーオーシャン」として注目された2020年初めまでは、ショーホスト1回当たりの出演料は少なくとも20万ウォンを越えた。しかし、最近は10万ウォン以下に急落した。

ライブコマースの規模が大きくなり、市場規模は昨年の2兆8000億ウォンから今年は6兆2000億ウォンに成長した。同時にこの市場に参入する企業もそれだけ増えて競争が激しくなった。ライブコマースをするための投資額はますます増えているにもかかわらず、収益が出ないという。この構造から抜け出せず、ついにショーホストの人件費まで下げたわけだ。

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