韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏への関心が高まるにつれ、開設される「キム・ゴニファンクラブ」の数も増えている。開設者は20代の漢陽(ハンヤン)大学生から70代まで、多様化している。
交流サイトのネイバーカフェでは28日、キム氏を応援する多数のファンカフェを容易に見つけ出すことができる。
その中でメンバー数が最も多く、動きが活発なのは「キム・ゴニ様公式ファンカフェ」(ゴンサラン)だ。
ネイバーカフェ「ゴンサラン」はこれまで韓国国内で開設されたキム氏ファンクラブの中で、会員数が9万人余りと最も多い。このカフェの運営スタッフは20人余りで40~70代が最も多い。
このカフェは今年1月、200人余りに過ぎなかった会員数が、キム氏の電話録音記録内容が報道された直後には2万5000人に膨張した。会員らはキム氏について「放送を見てファンになった。率直で堂々とした『ガールクラッシュ(同性にも衝撃を与えるほど魅力的な女性)』だ」と評価した。
また、キム氏のファンクラブの中でも、運営陣がキム氏と直接連絡を取っている唯一の集まりであるFacebook公式ファンクラブ「ゴニ愛」(ヒサモ)も話題の中心にある。
「ゴニ愛」会長を務めているカン・シノプ弁護士は、キム氏から写真を受け取っていることで知られている。これについてカン氏は「『このように報道されました』とメールを送ると、キム氏は『いいですね』『ありがとうございます』くらいは答えてくれる」と語っている。
また、オンラインコミュニティを中心に「キム・ゴニファンクラブボランティア募集」という文が掲載された。保守コンテンツを扱う漢陽大出身の20代のYouTuber4人を中心に、キム氏の新たなファンクラブを作ろうと企画している。
YouTuberは「キム氏を大韓民国のブランドにするために人を集めている。キム氏の魅力を世界に広く知らせようと思う」と意気込んでいる。
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