2024 年 11月 24日 (日)
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激変時代の会社生存のカギ=「リブランディング」 (上)

ララブラ店舗イメージ(写真=GSリテール提供)©MONEYTODAY

「ブランディング」とは、消費者が特定ブランドに感じる感情を指す。

消費者は各ブランドの価値、イメージ、感じ、アイデンティティを心で感じ、受け入れる。すなわち、名匠のブランドはノウハウが蓄積された人が作ってこそ信頼感、忠誠度、安らかさなどの感情を受け取ることができるということだ。

消費者は、実際の商品の詳細やスペックを知る前に、ブランドのイメージだけで商品に対する印象や先入観を持って判断する。このため、各メーカーはブランディングに力を入れている。

ブランディングの方向が間違っている、あるいはイメージを変えたい、というならば、企業は「リブランディング」をすることもある。売上が振るわず新たなチャンスを狙う企業、ターゲットを変えたい企業、買収合併で資産と体質が変わった企業が主にリブランディングに乗り出す。

韓国の流通業界でも数多くの業者がリブランディングに乗り出した経緯がある。「コンビニCU」が代表的だ。

20年以上、日本の「ファミリーマート」のブランドを借りて成長してきた「BGFリテール」が2012年、電撃的にブランド名をCUに変更した。CUは看板交換費用、行政費用など計500億ウォンを投資し、3カ月足らずで韓国全土のファミリーマートの看板をCUに変えた。

ファミリーマートは持分を一部保有していたが、2014年、BGFリテール上場当時、旧株売却を通じて撤退、これを通じてCUは国産ブランドに変貌した。あるコンビニ業界の関係者はこう語る。

「CUはファミリーマートの看板を短い期間ですべてCUに変え、消費者に新しいブランドを素早く認識させた」

コンビニ「イーマート24」もリブランディングを通じて成功した会社に挙げられる。

「イーマート24」は2017年8月、「ウィズミー」から「イーマート24」にブランドを変えた。「イーマート24」という名前が、大型スーパー業界1位の「イーマート」が運営するコンビニという印象を与え、消費者に信頼感を与えた。

これを通じて「イーマート24」は2017年、「ウィズミー」から「イーマート24」にリブランディングした後、6841億ウォンだった売り上げは昨年、1兆9178億ウォンで4年にして2.8倍増加した。

©MONEYTODAY

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