教育(Education)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた「エデュテック(EduTech)」の韓国スタートアップ「Artificial Society」がこのほど、ロッテグループのスタートアップ投資「ロッテベンチャーズ」から5000万ウォンの追加投資を誘致した。
Artificial Societyは視線追跡技術と読解力向上ソリューションで、3月にはネイバーD2SF、カカオベンチャーズ、マーク&カンパニー、ユン・ミンチャンの投資財団などから7億ウォンの投資を誘致している。Artificial Society 側はロッテベンチャーズについて「後続の投資だが、条件は同じ」としている。
Artificial Societyは人工知能(AI)による視線追跡技術によって読解力を診断し、向上させることができるモバイルアプリケーション「レッサー(Lesser)」を開発する。利用者のコンテンツ読み取りパターンを、視覚認知、注意集中など6つの要素で分析し、読解力を診断して、最適化されたオーダーメード型訓練プログラムを提供する。
ネイバーとカカオに続き、ロッテベンチャーズという大企業CVC(企業型ベンチャーキャピタル)が相次いで投資に乗り出したのは、レッサーが技術力だけでなく事業性も高いと判断されたからだ。
特に、特別な装備を必要とせず、スマートフォンだけで視線を追跡し、読解力を高めることができるソリューションについて「多様な範囲で活用できる」と評価という評価だ。
ネイバーD2SFリーダーのヤン・サンファン氏は「Artificial Societyのソリューションは、文章を読む教育だけでなく、認知する力の分析・向上のソリューションに発展すると期待している」と話した。
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