韓国コンビニCUがビッグデータを活用した地域のフェスティバルの攻略に乗り出す。新型コロナウイルス感染でしばらく開催できなかった各地のフェスティバルが、今年相次いで開かれると予想されているからだ。フェスティバル期間中に近隣のコンビニ店舗は最大10倍ほど売り上げが増加する「フェスティバル特需」への期待が大きい。
業界関係者によると、新型コロナでこの2年間中断されていたソウルジャズフェスティバル、ウォーターボンブ(WATER BOMB)、チャラ島ジャズフェスティバルなど、大規模なイベントが再開される予定という。数万人に達する観衆を集めたイベントであり、期待感も大きい。
各地のフェスティバルなどが再開されるというニュースに、コンビニ業界も浮き足立っている。
全国各地に店舗があるコンビニの特性上、直接フェスティバルの恩恵を受けることができるためだ。実際、フェスティバルや花見や花火大会などが開催されると、コンビニの売り上げは少なくとも3倍から最大10倍まで跳ね上がることがわかっている。
この中でもコンビニのCUは、2014年に開発した「地域フェスティバル分析システム」を積極的に活用して、地域ごとのフェスティバル需要を分析する計画だ。新型コロナ以前の2017~19年のデータを分析し、フェスティバルの近隣店舗で活用する方式だ。
CUが分析したデータによると、花火大会期間の客数上昇率は152%に達し、その次に海祭り(83%)、桜祭り(71%)の上昇率が高かった。テーマ別でも公演(391%)、観覧・展示(118%)、体験イベント(56%)でコンビニ客が大幅に増えた。
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