韓国のハンバーガー店でテイクアウトの注文した後、席に座って待っていたあるお客さんが、店内で食べようとした客と席をめぐって小競り合いが起きた。人が多くて席が足りないのに、テイクアウト客が座っているのはいかがなものか、という理由だ。ネット上では、注文後に座るのは「当然の権利」や「品がない」という意見が交錯した。
あるオンラインコミュニティに5日、「ハンバーガーのテイクアウトで売り場に座ってはいけませんか?」というタイトルの書き込みがあった。筆者は「友人の間で『品がない』『いや違う』というふうに割れたので、ここに書いてみる」と述べ、最近の体験談を記した。
それによると、筆者はハンバーガー店に行ってテイクアウトを注文後、席に座っていた。ところが、他のお客さんが「テイクアウトなのだから席を立ってほしい」と筆者に要求した。
筆者は、その人がハンバーガーでも持っていたら慌てて席を外したはずだ、という。だが、持っていたのは領収書だけ。そこで「私がいなくなれば座ってほしい」と言った。
すると、相手は「昼休みに人も多いのにテイクアウトを注文する人がなぜ座っているのか」「席は売り場で食べる人のためのものだ。テイクアウト客は座らないでほしい」と語気を荒げたという。
筆者の立場では、この論理は荒唐無稽に映る。ただ、友人に話したところ、意見が半々に割れたという。
ネット上でもさまざまな意見が書き込まれた。
「みんな、座って待たないの? レジの前で出てくるまで立って待っている人はいない」
「“品がない”というのは、理解できない」
「売り場で食べてもテイクアウトでも、すべて売り場を利用するお客さんなので、先に席を取った人が優先される。あとから来たお客さんが席を譲ってほしいと求めることはできても、要求する権利はない」
「暇な時は別だが、満席なら立つべきだ」
「融通がない」
「席がない状態で、お客さんが立っているなら、譲ればいい」
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