韓国のメタバース事業「ビッサムメタ」がこのほど、総合コンテンツ企業「ノヌニ特攻隊エンターテインメント」に、コンテンツパートナーシップに向けた戦略的投資をした。両社はこれをベースに、メタバース中心のデジタルコンテンツ市場をけん引したい考え。
「ビッサムメタ」は、韓国の大手仮想通貨(暗号資産)交換所「ビッサム(Bithumb)」が今年2月に設立したメタバース事業の子会社。3月には▽LG CNS▽CJオリーブネットワークス(CJ Olive Networks)▽SKグループ系列ドリーマスカンパニー(Dreamus Company)――などの国内大企業系列会社から投資を受けた経緯がある。
ノヌニ特攻隊エンターテインメントは、韓国の著名作曲家兼プロデューサー、キム・ヒョンソク氏が設立した。キム代表は、普段からメタバース・NFT技術とエンターテインメントインフラを活用したデジタルコンテンツ製作に高い関心を持っていたとされる。
ビッサムメタは今回の投資を通じて、ノヌニ特攻隊エンターテインメントの2大株主になった。両社はメタバースプラットフォームにおいて「健全な仕組み」をつくり、デジタルコンテンツを創作・活用する参加者が互いの価値を高められるような場を提供する計画。
©news1