韓国の生鮮食品の通販サイト「マーケットカーリー(Market Kurly)」が花の配送事業を拡大し、オンライン花束市場に乗り出した。オンライン花束市場は、まだこれといった代表的な企業がないという点で、マーケットカーリー主導という期待感が出ている。
流通業界関係者によると、マーケットカーリーは最近、花束ブランド「コティエ」を発売し、花束関連商品7種の販売を開始した。コティエは毎朝花市場から運んできた花を花束にして早朝配送するサービスを支援する。
マーケットカーリーは2020年2月、切り花を配送する「農夫の花」サービスを開始し、花の配送事業に乗り出したことがある。新型コロナウイルス感染で販売減に苦しんでいる花農家のオンライン販売を支援するという狙いもあった。
8種で始まった花事業は現在60種あまりに種類が増え、売り上げも2年間で11倍ほど増加した。昨年10月には1万ウォン程度で2~3本の花を配送できる「ポケットフラワー」を発売した。
新型コロナ以降、MZ世代を中心にオンライン花配送への関心が高まり、事業規模はさらに拡大する見通しだ。
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