米国の有名ヘルスケア専門マガジン「メドテックアウトルック(Med Tech Outlook)」は最近、手術ソリューション分野で革新的な技術で手術の発展を率いた10社を選定し、その中に韓国の「エニーメディ・ソリューション(Anymedi Solution)」が含まれたことが話題になっている。
キム・グクペ代表は「患者の医療映像を分析し、事前に病変の構造や位置などの情報を正確に、具体的に可視化して手術計画を立てるため成功率が高まる。未来型手術ソリューションを現実化したと評価されている」と話した。
同社は▽先天性心臓疾患シミュレーター▽乳房保存術ガイド▽下顎再建術ガイド▽肩関節置換術ガイド――などのオーダーメイド型手術ソリューションを保有している。「医療陣と患者が手術計画について具体的に意思疎通が図れるようにしたという点で高い評価を受けた」(キム代表)だそうだ。
これまでは手術室で執刀医が2Dイメージと経験に頼って手術をしてきた。だが、3D患者オーダーメイドソリューションにより、手術の成功率を高めることができるという。
なかでも、オーダーメイド型鼻の保形物「イノフィット」は、美容整形分野にラインナップを拡大する際に公開したものだ。仮想整形ソフトウェアで患者の意見を反映したり、患者の顔をスキャニングしたデータで副作用を減らしたりするのがメリットだ。
キム代表は「オーダーメード型手術ソリューションという馴染みのない分野を絶えず研究し、実際の臨床現場に適用させながら努力してきた結果が実を結んだ。今後、K-医療の優秀さを伝え、グローバル市場の開拓に集中する」と話している。
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