韓国の新世界(シンセゲ)、ロッテ、現代(ヒョンデ)など百貨店業界が、若者の感覚で内部を満たすリニューアル図っている。流通業界の大切な客として浮上したMZ世代を攻略するための戦略だ。
流通業界関係者によると、百貨店業界が大々的な店舗リニューアルに踏み切った。
新世界百貨店京畿(キョンギ)店は最近、2020年11月から開始したリニューアル工事を終えた。6階の生活専門館から始まったリニューアル工事は、地下2階の食品専門館、地下1階のブランド館、4階のプレイグラウンドの順に進められた。
江南(カンナム)店もブランド強化に拍車をかけている。 現在、2階のディオール売り場のリニューアル工事が進められている。またジバンシーキッズ▽ディオールキッズ▽フェンディキッズ▽バーバリーチルドレン▽モンクレールアンファン▽ゲンゾーキッズ――などを展開し、ブランドラインナップ強化の動きがある。
ロッテ百貨店はリニューアルに5476億ウォンを投資する。本店は世界的な建築家デビッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)に諮問して、2023年までリニューアルする。今年下半期中にブランド品の強化作業を終える予定だ。ロッテ百貨店江南店、蚕室(チャムシル)店も新しい姿でお目見えする計画だ。
現代百貨店は今年、狎鴎亭(アプクジョン)本店、板橋(パンギョ)店、大邱(テグ)店など6店舗をリニューアルする。
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