韓国でソーシャルディスタンスが緩和されて3年ぶりに桜並木が開かれ、都心のいたるところは人出で賑わった。特に、百貨店にも客が殺到し、売り上げが全般的に増加するなど、業界が活気を帯びている。
流通業界関係者によると、ロッテ、新世界(シンセゲ)、現代(ヒョンデ)百貨店の主要デパート3社の4月4~10日の売り上げは前年同期(2021年4月5~11日)より平均18%ほど伸びたという。リオープニング(経済活動再開)への期待感がデパートの売り上げに直接反映されたわけだ。
ロッテ百貨店の売り上げは前年比20%伸び、4月第1週末の売上増加率(10%)の2倍に達した。中でもスポーツ・キッズ・F&Bの売り上げがそれぞれ30%、40%、30%急増するなど野外活動関連商品の販売が増えた。
新世界百貨店の売り上げも前年比22.5%増え、リオープニング効果を大きく高めた。ゴルフウェアが55.2%ほど増えて、最も高い伸び率を示し、これに男性ファッション(26.7%)、女性ファッション(22.2%)、ブランド品(12.7%)が続いた。
現代百貨店(11.2%)も野外活動関連商品の販売が増えた。ゴルフ、アウトドア、児童、女性ファッション商品群がそれぞれ61.3%、44.8%、34.8%、25.5%と急増した。
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