2024 年 11月 25日 (月)
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彼女はどう30億を稼ぎ、「ファイヤー族」になったのか

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財テクに少しでも関心があるなら「経済的自由」や「ファイヤー族」などの用語を聞いたことがあるだろう。表現する名前は少しずつ違うが、「お金を稼ぐために私の時間が拘束されない人生」を目指すという点では根本的に同じ言葉だ。この単語の中には、時間を自由に使いながら、やりたいことだけをやりながら生きたい。こんな私たちの願望が込められている。

「サラリーマンとして始まった38歳の彼女が、どのようにして30億を稼ぎ、ファイヤー族になったのか」(ウォン・ブヨン著/カシオペア)という本がある。

タイトルのとおり、韓国の平凡なサラリーマンが40歳を前に総資産30憶ウォンを集め、われわれが切に望む経済的自由を成し遂げるまでの全プロセスが率直に明かされている。

38歳で30億という資産を集め、今はやりたいことだけをやって食べていくようになった「成果」――にだけ焦点が当てられているわけではない。資産増殖の「プロセス」に注目し、これまで著者が経験した試行錯誤と失敗も隠さずに盛り込んだ。

会社に勤めている間、正確にいくらの資金を集めたのか、所得のパイプラインを多角化するためにどのようにキャリアの変化を試みたのか、資金管理や投資は実際にどのようにしたのか……などを生々しく伝える。給与の内訳、運営した店の売上や純益、不動産投資の貸出金・実投資金、株式投資の投資金と投資先などといったディテールもオープンにしている点も印象的だ。

「30億という資産が、誰かにとっては多く、誰かにとっては少ない金額かもしれない。基準というのは相対的で、この本を読む人の立場によって異なるだろう。したがって、30億という、私が今、達成した資産の規模は、ただ一個人が努力の末に得た所産であるという程度に見ていただければと思う。この本を通して私が伝えたかったのは、30億という結果よりも、平凡な個人がそれを成し遂げるまでには多事多難なプロセスがあったということだ」

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