韓国のファッション・ビューティー業界が「没入型展示」に忙しい。グラビアや映像キャンペーンなど既存の方式に加え、多様なコンセプトでブランド哲学を駆使しながら若い消費者攻略に乗り出した。
業界関係者によると、グッチ(Gucci)は「グッチガーデンアーキタイプ(Gucci Garden Archetypes)」の展示期間を10日まで延長して運営している。当初、先月27日の締め切りだったが、期間を2週間延ばしたのだ。
「グッチガーデンアーキタイプ」は展示オープン前に、4週間のネイバー予約の全日程が埋まった。事前予約が困難になると、現地では展示会に入場するための列が毎回できた。
ネイバー予約ページのレビューだけでも、4日午後2時現在で約2000件に上る。「グッチのアイデンティティをさまざまな方法で感じることができた」「いま、グッチのデザイナーが追求しているデザインと、示そうとしているメッセージを感じ取ることができる構想になっている」「アレッサンドロ・ミケーレのアイデアとインスピレーションを垣間見ることができた」などと好評だ。
業界関係者は、最先端技術や手工芸、インテリアデザインなどマルチメディアを多角的に活用して、観覧客が展示を感覚的に経験できる点を人気の要因に挙げている。
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