韓国のプラットフォーム開発「メインコンテンツ」はこのほど、創業×メタバースコンセプトの「創業VERSEキャンプ」第1期を成功裏に終えたと明かした。今回のキャンプは、産業別グループに分けて進めた。
メインコンテンツは、対面教育の代替案として、創業専門家と参加者間のメンターとメンティー関係の活用が容易な自社開発ウェブプログラムを通じてデジタル転換を試みたことがある。
企業関係者は「これまでブレンド型学習プログラムを通じた効果的なオンライン実習教育を進めてきた。これに加え、今回のメタバースを活用したキャンプを通じて、エデュテック(EduTech、教育にIT技術を絡める)企業としてさらに飛躍できるものと期待している」と述べた。
起業VERSEキャンプは、画像チャットを活用した従来のイベントとは異なり、キャンプの開始から終了まで、すべての課題をメタバースのプラットフォーム内でこなした。また、参加者はイベントに自主的に参加し、○×クイズなどゲーミフィケーション(ゲームのデザイン要素や原則をゲーム以外のものに応用)を含めた創業実習も取り入れ、高い満足度を示した。
参加者はキャンプの最終段階で、IRピッチング(創業者側が投資家を説得するプロセス)審査室で各人が起業アイデアを発表した。授賞式では大賞、最優秀賞、優秀賞を選び、イベントは成功したという。IRピッチングでは、発表者に対して突っ込んだ質疑応答が交わされた。参加者はメンタリングで深められた教育を受けたため、淀みなく答えたという。
メインコンテンツは2017年から機関や大学内の起業キャンプを運営している。自社開発のオンライン実習ウェブプログラムを活用し、参加者や主催者の満足度が高い教育を手掛けている。
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