ファッション専門オンラインショッピングプラットフォーム第1位「ムシンサ(MUSINSA)」と2位「Wコンセプト」が百貨店や街に進出している。ユニークな経験を重視するMZ世代の特性を考慮し、オフラインで衣類のブランドを直接体験できる空間を作った。
Wコンセプトによると、新世界百貨店京畿(キョンギ)店3階に18日、オフラインショップがオープンした。Wコンセプトは、デザイナーブランドのファッションプラットフォームとして、昨年5月、新世界グループの統合オンラインモール「SSGドットコム」に買収された。オープン最初の週末、Wコンセプトは、20~30代の「チンファン(熱心なファン)」や、地方から訪れた客でにぎわったという。
新世界百貨店京畿店はWコンセプトの初めてのオフライン売場だ。昨年10月、新世界江南(カンナム)店で2週間、期間限定で売場を出したことはあるが、正規のオープンは今回が初めて。出品されたのは、現在、Wコンセプトのオンラインフラットフォームに出店しているブランド7000あまりのうち、厳選された20ブランドだ。代表ブランドは、WコンセプトのPB(自社ブランド)「フロントロウ(FRONTROW)」と「モハン(MOHAN)」などだ。顧客の追加要望を取り入れて、入店ブランドを随時変更しながら顧客の反応を見るという。
Wコンセプトの関係者は「新世界百貨店京畿店のWコンセプトはオフラインとしての初めての売場で、最初の週末の反応が良かった。オフライン顧客を対象にオンライン割引クーポンを提供するなど、多様なプロモーションを展開している。今後、顧客の反応を綿密に調べ、肯定的な反応が得られれば、追加出店も考える」と話している。
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