韓国ポータルサイト大手ネイバー(NAVER)が社内福祉強化策を発表し、柔軟な業務環境を実現し、仕事と休息のバランスが取れるようにする「リフレッシュ制度」などを盛り込んだ。“若いCEO(最高経営責任者)”のチェ・スヨン(崔秀妍)代表就任後、初めて打ち出した社内福祉制度だ。
社内福祉制度の改善案として▽柔軟に働けるようフレキシブルな業務環境▽十分に充電できる「リフレッシュ制度」▽帰属意識を感じられるよう「チームプレー」の強化――などの内容を盛り込んだ。
ネイバーは柔軟な業務環境を整えるため、遠隔業務機器を支援し、社内食堂や運動スペースを無料で提供している。これまで同社は昼食と夕食の一部を会社が援助してきたが、今年7月からは無料で提供する。
また、年次休暇を2日以上続けて使う場合、1日5万ウォンを休暇費として援助し、3年以上勤続した場合、休息のため最大6カ月まで無給休職できるようにする。
チェジュ(済州)やヨス(麗水)、チェチョン(堤川)、キョンジュ(慶州)などで休養施設を開設し、職員らが利用できるようにする内容も含まれている。
そのほか、役員や従業員らが帰属意識を感じることができるよう「コネクトワンチームプログラム」などを運営する計画だ。
ネイバーが社内福祉再編案を出したことで、社員が仕事と休息のバランスを保つことができる社内文化が育まれるものと期待されている。
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