
韓国軍が、砲弾と信管を結合する作業をロボットで自動化するための研究に着手した。繰り返される危険作業を機械が代わりに担うことで、火力体系の安全性と継続運用能力を高める構想だ。
軍当局によると、陸軍未来革新研究センターは最近、「信管自動結合ロボットアーム研究」業務を発注した。今回の研究期間は契約締結後5カ月で、事業予算は約2973万ウォン(約327万円)だ。
信管は、砲弾がいつ、どのように爆発するかを決める装置だ。砲弾は一般的に弾体、装薬、信管を結合して運用され、信管の種類と設定方式によって爆発の時点や方式が変わる。現在は衝撃、時限、近接信管などを任務に合わせて人が結合している。兵士らは「信管回し器」を使い、爆発時間や高度などの情報を信管に入力する。
今回の研究は、K-10弾薬運搬装甲車の内部環境を考慮して進められる。K-10はK-9自走砲に弾薬を供給する装甲車で、内部空間が狭く、戦闘機動中には振動と騒音が激しいため、作業者の熟練度によって品質のばらつきや安全問題が生じる。
陸軍は提案要請書で「使用者が戦場で反復的に作業を遂行する場合、誤結合の可能性が高まり、火力体系の安全性と信頼性を低下させる可能性がある。人が担うには危険な作業であるため、これに代わる自動化結合技術が必要だ」と明らかにした。
そのため、信管自動結合ロボットも単純な反復作業の水準ではなく、さまざまな材質や形を認識し、精密に扱える必要があるという。陸軍は「弾種別の操作手順が異なる」とし、振動と騒音が大きい劣悪な環境で安定的に作動できる技術開発の必要性を強調した。
陸軍は今回の研究を通じ、信管の締結状態を自ら確認し、エラーが発生した場合には再整列まで実行する技術の確保を目指している。具体的には、多機能エンドエフェクター技術、センサーフィードバックに基づくリアルタイム工程検証体系、信管整列・正常締結確認センシング技術、再整列制御技術などを開発課題として提示した。
陸軍は「今後の火力体系の有人・無人複合運用のためには、信管・弾頭結合工程の自動化が不可欠だ。自動結合技術の確保は、継続運用性の向上と戦闘支援能力の強化に直接貢献する」と強調した。
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