韓国のユン・ソンヨル(尹錫悦)次期大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏は、選挙前の段階で当選を前提としたインタビューを受け、今後の自身の役割について「海外では大統領の配偶者が仕事を続けたり、政治的メッセージを持ったりするケースが多くなっている。だが、私は次期大統領が国政に専念できるように内助に集中する」と語った。
キム・ゴニ氏は投票日の今月9日、大手紙・中央日報の書面インタビューに応じた。キム・ゴニ氏は展示・企画会社「コバナコンテンツ」の代表を務めているが、これを営利目的では運営しないということを示唆したとみられる。
ユン氏について「常に忙しくても、私にはいつも優しい人。結婚する時に『一生、ご飯を作ってあげる』と約束してくれたが、10年が過ぎた今でもよく守ってくれている。国民との約束は、さらにしっかり守ると信じている」と強調している。
キム・ゴニ氏は10日のNEWSISの取材には「環境が許すならば、政府の手が届かない社会的弱者や、成長の恩恵を受けにくい方々の問題について考えていきたい」との意向を伝えていた。
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