日本や韓国、米国など37カ国のスポーツ担当長官らはこのほど、ロシアとベラルーシに国際スポーツ競技参加禁止などの制裁を加えるべきだという内容の声明を発表した。
米国務省によると、37カ国の長官は声明を通じて「正当な理由なしにウクライナを侵攻したロシアとこれを助けたベラルーシの行為は嫌悪すべきことであり、国際義務に対する明白な違反だ」と指摘した。
委員会は▽ロシア・ベラルーシの国際スポーツイベント主催・誘致申請・受賞排除▽両国の選手と行政要員、チームの他国試合への参加禁止▽両国と連携した機関からの後援、財政的支援の制限――などを促した。
また、ロシアとベラルーシのスポーツクラブと契約終了を決定した選手とコーチはもちろん、これらの国が選抜した選手やチームを禁止したスポーツ機構を国際スポーツ機構が制裁しないことを勧告した。
今回の声明には、日米英など主要7カ国(G7)をはじめ、欧州の多数の国が参加した。韓国からはファン・ヒ(黄熙)文化体育観光相が名を連ねた。
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