
第33回を迎え、華やかに幕を開けた韓国江原道太白市の「太白山雪祭り」が、開幕直後に発覚した不衛生な屋台を巡る騒動で大きな試練に直面している。論争が拡大すると、太白市は問題の屋台を即時撤去し、事態の沈静化に乗り出した。
発端は1月31日、祭り初日に会場を訪れた観光客がSNSに投稿した動画だった。映像には、屋台の店主が凍り付いたプラスチック製のマッコリ瓶を、そのままおでん鍋の中に入れるという衝撃的な場面が映っていた。
しかも、その鍋のおでんはそのまま客に販売されていたという。観光客が抗議すると、屋台側は「マッコリが凍っていたので、少し温めるために浸しただけだ」と釈明したが、この動画は公開からわずか1日で再生回数400万回を超え、世論の怒りを買った。ネット上では「韓国の祭りの素顔だ」「衛生意識があまりにも低い」と厳しい批判が相次いだ。
世論の悪化を受け、太白市は即座に強硬策を取った。市は2月1日、公式声明で「来場者の皆さまにご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げる」と謝罪した。
問題となったおでん・マッコリ屋台については、即時の営業停止と設備撤去を完了したと明らかにし、関連法令に基づく厳正な行政処分も予告した。イ・サンホ太白市長は「今回の件を教訓に、祭り会場全体の衛生点検と管理監督を大幅に強化し、再発防止に努める」と強調した。
祭り初日だけで約7万7700人(太白山国立公園の統計)が訪れ、好調な滑り出しを見せていた太白山雪祭りは、今回の事件で出だしから思わぬ暗礁に乗り上げた形だ。
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