
韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領の戦略経済協力特使を務めるカン・フンシク(姜勲植)大統領秘書室長は1月31日、約60兆ウォン規模の「カナダ哨戒潜水艦プロジェクト(CPSP)」受注を巡り、「今後予定されているカナダ政府の現地実査や提案書評価の過程で、政府と企業が力を合わせ、最後まで最善を尽くす」と述べた。
カン・フンシク氏は同日午後、仁川国際空港で記者団に対し、「カナダではカーニー首相に大統領親書を直接手渡し、国防相、産業相、財務相まで最高位の意思決定者と漏れなく会った」と語った。
また、現地で接したカナダ政府側は、この事業を単なる潜水艦導入とは捉えていなかった、と述べたうえ「特使団は受注だけを目的に、守るのが難しい約束を並べ立てることは避け、実行可能で両国の将来世代に実質的に役立つ方策を熟考し、誠意を伝えた」と強調した。
さらに、韓国が国際競争力を持つ鉄鋼、造船、防衛産業、人工知能(AI)、宇宙分野で新たな協力モデルを構築する具体計画を盛り込んだ覚書(MOU)5件を現地で締結したという。一方で「カナダ政府が強い関心を示した未来モビリティーや中核鉱物分野でも官民協力を強化することで一致したが、今回の潜水艦受注は依然として容易ではない」との認識を示した。
カン・フンシク氏は「政府だけでなく民間も共に動き、実質的な経済協力と効果を生み出すという政府の意志を示せた点は非常に意味深い」とし、「特に最後にカーニー首相と同席し、韓国企業人と共にする場で、韓国への積極的な働きかけを感じた」と語った。
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