
韓国の大手量販店イーマート(E-Mart)は、ソウルのエレクトロマート永登浦(ヨンドゥンポ)店において、ヒューマノイドロボットを含むロボット製品14種類の本格販売を開始した。
同店内に新設された「ロボット体験ゾーン」では、人間のように動くヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットを実際に体験することができる。
ヒューマノイドロボット(販売価格:3100万ウォン=約340万円)は、中国のロボットメーカー、ユニツリー(Unitree Robotics)の「G1ベーシック」モデルだ。同モデルは、2026年1月に開催された世界最大級のテクノロジー見本市「CES」で、ボクシングなどの高度な動作を披露し大きな話題を集めた。歩行や起立だけでなく、23〜43軸の関節により人間に近い運動自由度を備えている。
四足歩行ロボット(476万ウォン=約52万円)は、ジャンプやストレッチ、握手などの動作が可能。音声認識により人の指示を実行するほか、各種センサーで周囲の環境を認識する。
このほか、シニア向けの認知症予防ロボットから、子どもの発達を支援するロボットまで、用途別の生活支援ロボットも展開する。
代表的な商品である「ダソム(DASOM)高齢者見守りロボット」(198万ウォン=約22万円)は、認知症予防ゲームや日常会話、服薬・生活リズムの通知、緊急時の危険検知機能を備える。韓国国内の一部自治体では、保健所や「認知症安心センター」に導入され、高齢者の健康管理に活用されている。
また、生成AIを搭載したペット型ロボットも登場した。「ルナ・プレミアム(Loona Premium)」(88万ウォン=約9万7000円)は会話や追従が可能で、「ロペット・プロ(Ropet Pro)」(59万9000ウォン=約6万6000円)は豊かな感情表現に対応する。
さらに、10万〜20万ウォン台の手頃なラインアップも用意された。「エイリックAIペットロボット」(22万9000ウォン)や、卓上型の「メクセビス囲碁マルチゲームボード」(15万9000ウォン)などが揃う。
量販店での買い物の延長線上で、最先端のヒューマノイドロボットを直接体験・購入できる今回の試みは、ロボットの日常化を加速させる取り組みとして注目されている。
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