
韓国のLG生活健康は1月28日、2025年第4四半期(10〜12月)の連結決算を発表した。売上高は1兆4728億ウォン(前年同期比8.5%減)、営業損益は727億ウォンの赤字(前年同期は黒字)に転落した。
流通チャネルの再編を推進する中、希望退職を含む国内外の人員効率化に伴う大規模な一時費用(構造改革費用)を計上したことが、第4四半期の全社業績を押し下げる要因となった。
2025年通期の業績は、売上高が6兆3555億ウォン(前年比6.7%減)、営業利益が1707億ウォン(同62.8%減)と、厳しい結果となった。
第4四半期の海外地域別売上高は、主力ブランドの「ドクターグルート(Dr.Groot)」や「EUTHYMOL(ユーシモール)」が好調だった米国と日本で、それぞれ7.9%増、6.0%増と成長。一方で中国は、前年同期の反動もあり16.6%減少した。年間ベースで見ると、米国・日本市場が牽引役となり、海外売上高全体では1.2%の微増を確保した。
事業別の業績は以下の通り。
◆ ビューティー(化粧品)部門
第4四半期の売上高は5663億ウォン(18.0%減)、営業損益は814億ウォンの赤字に転落した。ブランド価値の向上を目的とした免税店向け出荷制限などの流通構造改革に加え、希望退職に伴う一時費用が重なった。通年では売上高2兆3500億ウォン、営業損益976億ウォンの赤字となった。
◆ HDB(ホームケア&デイリービューティー/生活用品)部門
第4四半期の売上高は5230億ウォン(2.9%増)、営業利益は187億ウォン(5.5%減)。プレミアムブランドの販促強化や人員効率化費用が利益を圧迫した。通年では売上高2兆2347億ウォン(2.8%増)、営業利益1263億ウォン(3.1%増)と堅調に推移した。
◆ リフレッシュメント(飲料)部門
第4四半期の売上高は3835億ウォン(6.7%減)、営業損益は99億ウォンの赤字。人員効率化費用が響いた。通年では売上高1兆7707億ウォン(2.9%減)、営業利益1420億ウォン(15.5%減)だった。
LG生活健康は、2026年を反転攻勢の年と位置付ける。イ・ジョンエ社長は、2026年の経営目標に「Science Driven Beauty & Wellness Company(科学に裏打ちされた美容と健康の企業)」を掲げ、売上高の一桁成長を目指すと表明。デジタルコマースやH&Bストア(ヘルス&ビューティー・ストア)の戦略的育成に加え、北米・日本など成長市場への攻勢をさらに強める方針だ。
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