
ソウル市はこのほど、野良猫の管理に関する報告会を開き、2015年に約20万匹と推定されていた野良猫の数が、2025年には約9万匹まで減少したと発表した。10年にわたる「避妊」の取り組みが成果を上げた形だ。
発表によると、2025年の避妊手術を受けた率は61%に達し、子猫(生後1年未満)の割合は9.9%に低下。毎年約1万4000匹が手術を受けており、全国平均を大きく上回る。
報告会では、避妊手術の「継続性」と「タイミング」の重要性が指摘された。事業が中断されれば再び個体数が急増する恐れがあり、特に「体重2キロ以上で手術可能」とする現行基準では、秋に保護された若い猫が手術を受けられず、翌春に出産する可能性があるためだ。
また、市民ボランティアによる餌場や猫ハウスの設置増加も新たな課題に上がった。適切に衛生管理されないと、個体数の増加や住民間の対立を招きかねないとの懸念がある。
ソウル市は今後、繁殖期前の重点的な避妊手術の実施、ガイドライン整備、市民参加型事業の拡大を進め、地域協議や市民意識の向上を通じて野良猫との共存を目指す方針を示している。
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