2026 年 1月 29日 (木)
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新郎新婦の“友人役”で稼ぐ…韓国で拡大する「結婚式代理出席アルバイト」

韓国のある結婚式の様子(c)NEWSIS

結婚式に出席し、あたかも新郎新婦の知人のように振る舞う「ハゲク・アルバイト(代理出席)」が、韓国の20~30代の若者に浸透している。特別なスキルや経歴が不要な短時間の仕事として定着しつつあり、アルバイト募集アプリやコミュニティには通年で募集が掲載されている。

仕事内容は「食事あり/なし」や「友人役」などの設定により異なり、報酬も条件次第で変動。ある「仕事」は集合写真に参加するだけで、所要時間は1時間、報酬は2万ウォン(約2200円)だった。

募集から出席までの流れは、アプリ経由で業者と連絡し、本人確認を経てチャットルームに招待。式場到着後に自撮り写真を送り「出勤確認」を済ませ、指示通りに振る舞う。参加者の多くは、人間関係のストレスが少なく、短時間で収入を得られる点に魅力を感じている。

利用する新郎新婦側には「空席が目立つと体面に関わる」との不安があり、招待客数を補う目的で利用される。結婚準備コミュニティでは「写真に空席が写るのが嫌」といった投稿も多く、互いに出席を“貸し借り”する例もある。

専門家はこの現象を、「他人の視線を気にする文化」と「人間関係の希薄化」が結びついた社会変化と指摘。家族の役割が市場に置き換わる中で、こうしたアルバイトの需要と供給が合致し、新たな職種が生まれていると分析している。

(c)NEWSIS

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