2026 年 1月 29日 (木)
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チャット写真を“動く動画”に…AI動画機能を搭載した韓国・カカオトーク

カナナ・テンプレートキャプチャー(c)news1

韓国・カカオトークのチャットルームでやり取りした写真を、ワンクリックで動く動画に変換できる人工知能(AI)機能が新たに導入された。カカオは、通話要約の共有やAIエージェントによる推薦サービスなど、カカオトーク内のAI機能を継続的に拡充している。

チャットで共有した写真をAIが短い動画に変換する「カナナ・テンプレート」機能を含むカカオトークのアップデート(バージョン26.1.1)が21日から配信されている。

カナナ・テンプレートは、写真1枚を動く動画に変換する「AIテンプレート」3種類と、複数写真をスライド動画にする「Vlogテンプレート」12種類の計15種類を提供する。

動画生成は数回のクリックで完了する。チャットルームでやり取りした人物や動物の写真を選び、右上の「動画にする」をタップすると15種類のテンプレートが表示され、好みのものを選んで「作成」を押せば、約30秒で動画が完成する。特にAIテンプレートでは、静止画の中の人物や動物が生き生きと動く様子を確認できる。

この機能はチャットルームだけでなく、プロフィールに新しい投稿をする際にも利用可能だ。

カナナ・テンプレートは、カカオの画像ベース動画生成AIモデル「カナナ・キネマ(Kanana-kinema)」を基盤に動作する。カカオは昨年9月の技術カンファレンス「if(kakao)25」で同モデルを公開し、将来的にカカオトーク内で短い動画生成を支援するとしていた。

サービス初期段階では、あらかじめ用意されたプロンプト(指示)に基づく定型コンセプトの動画生成に限られるが、今後は利用者が望む形の動画を自由に作れるよう拡張する。

一方で、写真を動画に変換する過程での著作権侵害、有害コンテンツの生成、個人情報の露出などへの注意も求められる。カカオは「生成されたコンテンツの権利と責任は、作成・利用したユーザー本人にある」とし、「サービス初期のため、AIが自動生成した動画はカカオの意図や公式見解とは無関係」と案内している。

(c)news1

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