
韓国のある会社員は最近、昼休みにキンパ店を訪れたものの、そのまま引き返した。基本のキンパ1本が4500ウォン(約486円)という表示を見たからだ。この会社員は「キンパは安くて手軽なメニューというイメージがあったが、価格を見て外食物価が本当に上がったと実感した」と話す。
韓国消費者院の価格情報ポータル「チャム価格」によると、昨年1年間で外食費は最大5%以上上昇した。キンパやチャジャン麺といった庶民的な料理から、サムギョプサル、サムゲタン、麺類まで、外食メニュー全般で値上がりが確認されている。
この1年で最も上昇幅が大きかったのはキンパとサムギョプサルだ。キンパの平均価格は昨年1月の3538ウォン(約382円)から12月には3723ウォン(約402円)へと5.2%上昇した。値上げ幅自体は約200ウォン(約22円)だが、「軽い一食」という認識が強い分、消費者の体感的な負担は大きいとみられる。
サムギョプサルも同期間に1万6846ウォン(約1821円)から1万7769ウォン(約1921円)へと5.5%上昇し、主要外食メニューの中で最も高い上昇率を記録した。サムゲタンも1万7269ウォン(約1867円)から1万8000ウォン(約1946円)へと4.2%上昇。専門店ではすでに基本メニューが2万ウォン(約2162円)を超える店も少なくなく、統計以上に消費者の負担感は大きいとの指摘が出ている。
庶民的な料理の代表格である麺類も例外ではない。カルグクスは9462ウォン(約1023円)から9923ウォン(約1073円)へ4.9%上昇し、冷麺は1万2038ウォン(約1301円)から1万2500ウォン(約1351円)へ3.8%上昇。チャジャン麺も7500ウォン(約811円)から7654ウォン(約827円)へと2.1%値上げされ、「麺インフレ」が続いている。
ソウル江南区で働く会社員(33)は「キムチチゲやカルグクスは気軽に頼める昼食だったが、今では1万ウォン(約1081円)を基準にメニューを悩むようになった。会社の食事手当が決まっているので、昼食選びが負担だ」と語った。
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