
韓国政界との癒着疑惑が指摘される新興宗教「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」(新天地)のイ・マンヒ氏総会長が、教団の問題解決を目的に、国会にとどまらず政府や法曹界へも水面下で働きかけるよう、過去に幹部級へ指示していた疑いが浮上した。
news1が入手した2020年12月26日付の通話録音によると、イ・マンヒ氏は当時の元高位幹部に対し、「国会議員にも会い、青瓦台の人にも会い、判事にも会って一つの問題を解決していけばいい。そうやって静かに、鬼にも知られぬように進めるべきだ」と語ったという。
イ・マンヒ氏は新型コロナウイルスが拡大していた2020年4月、感染症予防法違反の疑いで告発され、同年8月に起訴された。録音の指示は、同年末に保釈で釈放された直後のものとされる。
通話では、当時の検察総長だったユン・ソンニョル(尹錫悦)氏(前大統領)に言及する場面もあった。イ・マンヒ氏は「検察のことはよく分かっている。今回の件が誰によってこうなったのかも承知している」と述べ、「彼らの不正腐敗もよく知っている。検察総長のことも知っている」と強調したとされる。
この通話当時、元高位幹部は新天地の青年会長を務めていた人物で、2002年の大統領選ではイ・フェチャン(李会昌)氏率いるハンナラ党(現・国民の力)の選対で青年委員会の職能団長を担い、2010年には党の非常勤副報道官も歴任した。現在は教団を脱退し、元総務を内部横領などの疑いで告発している。
検警合同捜査本部は、新天地が2022年の第20代大統領選でユン・ソンニョル氏の当選を後押しするため、組織的に国民の力の責任党員へ加入し、予備選に介入した疑いなどを捜査している。
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