2026 年 1月 24日 (土)
ホーム社会5度服役の「大物」詐欺師、またも詐欺で懲役10カ月…韓国・確定すれば6度目の収監

5度服役の「大物」詐欺師、またも詐欺で懲役10カ月…韓国・確定すれば6度目の収監

チャン・ヨンジャ氏(c)news1

韓国で1980年代、総額6400億ウォン規模の手形詐欺事件で実刑が確定したチャン・ヨンジャ氏(82)が、再び詐欺罪で実刑判決を受けた。今回の判決が確定すれば、収監は6度目となる。

ソウル中央地裁は14日、詐欺罪に問われたチャン氏に懲役10カ月を言い渡した。

判決によれば、チャン氏は2022年10月、慶尚北道慶州市で知人を介して知り合った被害者に対し、非営利の宗教事業のため寺院を取得すると持ちかけ、9億ウォンで売買契約を結んだ。代金のうち5億5000万ウォンを支払うとして、残る3億5000万ウォンを根抵当権の抹消費用として貸してくれれば、共同名義で取得すると提案したという。

チャン氏は5億5000万ウォンを一括で支払うとして小切手を示したが、調べの結果、満期切れの不渡り小切手だった。契約は形式的に結ばれたものの、その後、代金支払いなどの履行は一切なされなかった。

この事件は、チャン氏が2018年に別の詐欺事件で懲役4年の判決を受け、2022年に出所した直後に起きた。裁判所は「売買代金として不渡り小切手を提示し、履行に向けた措置を取らないまま資金を私的に使用した」とし、「寺院取得の意思や能力があったとは認め難い」と判断した。

チャン氏は1982年、夫のイ・チョルヒ氏とともに6400億ウォン規模の手形詐欺で懲役15年の判決を受け、1992年に仮釈放。その後も1994年の140億ウォン規模の借用詐欺で再収監、1998年の光復節特赦、2000年の旧紙幣詐欺で懲役15年、2015年の知人から6億ウォンをだまし取った事件で2020年に懲役4年が確定するなど、服役と出所を繰り返してきた。2022年に満期出所したが、昨年1月には154億ウォン規模の偽造小切手事件で再び拘束されている。

今月末に出所予定だったが、今回の判決が大法院(最高裁)で確定すれば、6度目の収監となる。

(c)news1

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