2026 年 1月 24日 (土)
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韓国SPG、ロボットアクチュエーター用電動機の冷却効率を改善

SPGダイレクトドライブ(SDD)(c)KOREA WAVE

韓国のロボット駆動機専門企業であるSPGが、統合型ロボットアクチュエーター(ロボットの関節・指・車輪などを実際に動かすための駆動装置)環境で発生する電動機の発熱問題に対する解決策を提示した。

メガ・ニュース(MEGA News)のシン・ヨンビン記者の取材によると、SPGは1月21日、「電動機および電動機の製造方法」に関する特許(出願番号10-2026-0011712)を出願した。この技術は、産業用ロボットや協働ロボット、ヒューマノイドロボット全般で求められる関節用アクチュエーターの小型化・高出力化の流れに対応するため、電動機構造の改良に焦点を当てている。

ロボットアクチュエーターは近年、電動機、減速機、制御機を一つのモジュールに統合する方式が一般化しているが、限られた体積と放熱面積の減少により、内部発熱が蓄積しやすいという構造的限界を抱えている。

このような環境では、電気的・機械的損失によって発生した熱が電動機内部に蓄積されやすい。その結果、ベアリングの潤滑性能低下、巻線の絶縁劣化、永久磁石の減磁など、信頼性と寿命を損なう問題が生じる可能性がある。

SPGはこれを解決するために、挿入型シールド構造を電動機に適用する方式を提案した。固定子コアと巻線で発生する熱をハウジングに直接伝える連続的な熱伝導経路を形成し、電動機内部に熱が滞留せず外部へと拡散するように設計されている。

同社によると、この構造により駆動中の電動機巻線温度を約18%低減でき、同一体積条件下でもアクチュエーターの最大出力確保レベルを約20%まで向上させることができるという。

構造的な効果もあわせて示されている。挿入型シールドの適用により、固定子の軸方向および円周方向の機械的剛性が向上し、電磁力によって発生する構造変形が分散・緩和され、ハウジングやベアリングへ伝達される振動エネルギーが減少する。

これにより、スロット高調波および高次電磁力成分と構造共振との結合が弱まり、特定周波数帯域での振動増幅現象も抑制できるという。

(c)KOREA WAVE

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