韓国大統領選の保守系野党「国民の力」候補、ユン・ソンヨル(尹錫悦)氏と中道野党「国民の党」候補、アン・チョルス(安哲秀)氏が3日、「候補一本化」で電撃合意した。
国民の力の主要関係者は同日、news1の電話取材に「中央選管主催の最後の討論が開かれた後、両候補が電撃的に会合し、(一本化の)合意に至った」と伝えた。
会合は、約2時間30分にわたり、両候補間の虚心坦懐な対話の中で、和気あいあいとしたムードで進められたという。今回の会合は、アン候補側が提案したという。
両党の主要関係者らが共同宣言文をまとめ、両候補が3日午前、記者会見を開き、「候補一本化」を公式宣言するものとみられる。会見内容はアン候補の「条件のない辞退」が骨子になるという。ある野党関係者は「政権交代という大義に賛同するアン候補の決断がなされた」と述べた。
国民の力の関係者は今後、一本化の相乗効果については「もう少し考える時間が必要だ」としている。
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