2026 年 1月 23日 (金)
ホーム社会タイガー・ウッズも夢中の「スクリーンゴルフ」…韓国GOLFZON、米国売り上げが2倍

タイガー・ウッズも夢中の「スクリーンゴルフ」…韓国GOLFZON、米国売り上げが2倍

2025年のPGAショーに設けられたGOLFZONのブース(c)news1

韓国のスクリーンゴルフ「GOLFZON」が米国を中心とする海外市場で成長を示し、反転攻勢の足場を固めつつある。米国でのスクリーンゴルフ需要の拡大と、コース外で楽しむ「オフコース・ゴルフ」の広がりが重なり、同社のグローバル戦略に改めて注目が集まっている。

米国ではスクリーンゴルフを「シミュレーションゴルフ」と呼ぶ。市場拡大の背景には、ゴルフの楽しみ方そのものの変化がある。広大な土地に恵まれた米国では、安価でアクセスしやすいフィールドゴルフ(オンコース)が主流だったが、昨年、タイガー・ウッズやロリー・マキロイが参画した室内リーグ、TGL(トゥモローズ・ゴルフ・リーグ)が始動したことで、ゴルフシミュレーターへの関心が一気に高まった。若年層の流入が進み、スクリーンゴルフはエンターテインメント文化の一角を占める存在になりつつある。

米国国立ゴルフ財団(NGF)によると、2024年に米国でゴルフを楽しんだ人はオンコースとオフコースを合わせて約4720万人に達した。このうちオフコースの参加者は約1910万人で、体験型・娯楽型へと市場が急速に広がっている実態が浮かび上がる。

GOLFZONは、こうした潮流を捉えて北米攻略を加速させる。全米ゴルフ協会(USGA)と連携し、全米オープンと全米女子オープンの公式インドアゴルフシミュレーター・パートナーに選ばれた。2027年まで多面的なマーケティングを展開し、ブランド認知の引き上げを狙う。

また、世界最大級のゴルフ見本市である米PGAショーでは、「シティゴルフ」ブースを過去最大規模で展開。練習特化型シミュレーター「GDRマックス」を披露し、米国向けゴルフ総合アプリ「スマートキャディ」のアップルウォッチ版も投入した。現地では高級機「TwoVision NX」を軸に、スポーツパブや屋内エンターテインメント施設、レクリエーション店舗へと供給先を広げ、地盤を着実に築いている。

韓国国内は足踏みする一方、米国事業は高成長が見込まれる。証券業界の試算では、GOLFZONの米国売り上げは今年約920億ウォンと、前年推定の530億ウォンから大幅な伸びとなる見通しだ。国内では昨年1~3四半期累計の連結売上高が3717億ウォンと前年同期比24%減、営業利益も618億ウォンで27%減少した。対照的に海外売り上げは拡大し、米国売り上げは365億ウォンと前年同期比91%増を記録した。

(c)news1

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