
ヒューマノイドロボットを開発する韓国系スタートアップ「ホリデイロボティクス(Holiday Robotics)」は、開発中のヒューマノイドロボット「フライデー」の初となる公式デモ映像を公開した。
韓国メガ・ニュース(MEGA News)のシン・ヨンビン記者の取材によると、フライデーは今回の映像の中で、二つの地点の間で空の箱を持ち上げて下ろす作業を繰り返している。五本の指を使って箱を持ち上げる様子は、人間の手の動きに似た精密な操作能力を示している。
同社によると、4時間以上の連続運転中に作業成功率100%を記録し、産業現場レベルの信頼性を証明した。作業サイクルタイムは22秒で、当初の目標であった30秒を上回った。ロボットが公開されてからわずか3カ月で示した成果だ。
ホリデイロボティクスは「ワンショット・ビデオガイド・シミュレーション・トゥ・リアル」学習方式により、データの効率性と汎用性を確保した。人間の遠隔操作や実際の作業データなしに、シミュレーション環境のみで学習した後、現実の環境でも安定して動作した。
従来の模倣学習では、産業現場で求められる99.9%以上の精度を達成するために、数万件の実演データが必要だった。また、作業環境が少し変わるだけでも性能が低下するという限界があった。
フライデーは、合計63自由度の構造と高感度の触覚センサーを備えた車輪駆動型ヒューマノイドだ。手と腕を含む上半身の操作能力と自律移動を組み合わせ、産業現場での反復作業の遂行を目的として設計された。
同社は「今回のデモンストレーションには、商用ロボットに向けた革新的な技術的進歩が込められている。産業現場での価値を最大化する、より速く、より賢い『フライデー』の次なる展開にも期待してほしい」と語った。
(c)KOREA WAVE

