2026 年 1月 19日 (月)
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韓国流通業界、業績に明暗…ビューティー好調、ファッションは苦戦

ソウル明洞(c)news1

韓国で内需回復の遅れにもかかわらず、昨年後半に実施された生活支援クーポンと年末の消費特需が下支えとなり、流通業界の実績が一定の回復を見せた。百貨店・コンビニなど主要チャネルの健闘が目立ち、特に食品やビューティー(化粧品)分野は輸出効果が大きく寄与した。一方、ファッション分野は通年では低調で、明暗が分かれた。

金融情報会社FnGuideによれば、ロッテショッピングは2025年の営業利益が前年比+17.6%増の5565億ウォンを記録すると予想される。売り上げはやや減少(13兆8335億ウォン、-1.1%)したが、収益性は改善された。

新世界は売り上げ6兆9218億ウォン(+5.3%)、営業利益4702億ウォン(-1.4%)、現代百貨店は売り上げ4兆3256億ウォン(+3.3%)、営業利益3974億ウォン(+39.9%)と、特に第4四半期で業績を押し上げた。

Eマートも29兆640億ウォン(+0.1%)の売り上げに加え、営業利益は前年比約9倍(839.9%増)に達する4427億ウォンが見込まれており、実質的な反転を果たした。

コンビニ業界では、GSリテールの営業利益が前年比+22.9%増の2940億ウォン、BGFリテールは若干の減少(-2.2%)ながら、4Qには前年同期比でそれぞれ+170%・+9.6%の営業利益成長が予測されている。

食品業界では、輸出依存度の高い企業が躍進。中でも三養食品は、2025年に初めて売り上げ2兆ウォン(2兆3772億ウォン、+37.5%)を突破すると予想され、「3兆クラブ」入りへの期待が高まっている。営業利益は前年比+55%増の5343億ウォンに達し、2021年比では約4.5倍の成長となった。

オットゥギ(+3.6%)、農心(+2.5%)、オリオン(+6.6%)なども輸出拡大により安定的な成績を収めている。

ビューティー分野も輸出が主導。アモーレパシフィックは、売り上げ4兆2368億ウォン(+9.0%)、営業利益3778億ウォン(+71.3%)と大幅な改善が見込まれる。一方で、内需依存度の高いLG生活健康は売り上げ・利益ともに減少(売り上げ-5.6%、営業利益-44.7%)する見通しだ。

ODM(受託製造)各社も恩恵を受けた。コスメックス(Cosmax)は売り上げ2兆4030億ウォン(+10.9%)、韓国コルマーは2兆7171億ウォン(+10.8%)と、いずれも2桁成長が予想されている。

ファッション業界は4Qに売り上げの反発が見込まれるものの、通年では依然として「冬の時代」が続いている。

新世界インターナショナルは、4Qに営業利益が70億ウォン(前年比+2233%)と一時的に好転したが、年間では売り上げ1兆3347億ウォン(-2.0%)、営業利益85億ウォン(-68.3%)と振るわなかった。

現代百貨店傘下のハンソムも同様に、通年の売り上げ・利益はそれぞれ微減(売り上げ-0.3%、営業利益-18.4%)となる見通し。

業界関係者は「2025年後半の回復傾向は確認できるが、内需の弱さが続く限り安定した成長は難しい」と指摘。今年の景気回復次第では、流通業界全体の業績もさらなる改善が期待される。

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