2024 年 11月 30日 (土)
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“脱サムスン電子”サムスン電機系列の売上5年間で56.8→28.6%

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韓国サムスン電子の関連会社で電子部品などを手掛けるサムスン電機が昨年、過去最高の売上実績を達成したにもかかわらず、サムスン電子への依存度を大幅に減らしたことがわかった。顧客の多角化を通じ、売上の安定性が高まっているものと見られる。

サムスン電機の監査報告書によると、同社の昨年の9兆6750億ウォンの売上のうち、サムスン電子とその従属会社が占める割合は28.6%(2兆7685億ウォン)だった。

これは前年35.2%(2兆7268億ウォン)から1年間で6.6ポイント減少したものだ。サムスン電機が1973年に創立されて以来、サムスン電子の売上比重が30%を下回ったのは昨年が初めてだ。サムスン電子は一時、サムスン電機の売上の半分以上を占める主要顧客だった。

サムスン電機内のサムスン電子の割合は、2016年の56.8%から2017年は47.8%に下がり、その後40%台を保ってきた。2020年の33.7%に続き、昨年は20%台まで下がった。一方、中国・小米(シャオミ)への売上が史上初めて1兆ウォンを突破するなど、顧客の裾野が広がった。

サムスン電機は昨年、小米と1兆30億ウォンの取引をした。前年の5740億ウォンに比べ74.7%増加したもので、全体の売上で小米が占める比重も7.4%から10.4%に3.0ポイント増加した。

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