2026 年 1月 2日 (金)
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韓国・欧州の共同研究チーム、宇宙を漂う自由浮遊惑星を発見

自由浮遊惑星の微小重力レンズ現象を描いた概念図=宇宙航空庁(c)MONEYTODAY

韓国宇宙航空庁は2日、韓国天文研究院(KASI)が参加した国際共同研究チームが、土星級の質量を持つ自由浮遊惑星「KMT-2024-BLG-0792」を発見し、その研究成果が1日付の国際科学誌『サイエンス』に掲載されたと発表した。

KASIが運用する外惑星探索システム「KMTNet」と、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡「GAIA」によって同時に観測されたもので、地上望遠鏡と宇宙望遠鏡を用いて自由浮遊惑星の距離と質量を正確に測定した。

研究チームは、チリ、オーストラリア、南アフリカに設置されたKMTNetのネットワークを活用し、夜空を24時間体制で連続撮影。短時間だけ現れる「マイクロレンズ現象」によって、この惑星の存在を検出した。

この現象は、恒星と観測者の間に他の天体が通過する際、その天体の重力により光が歪み、背景の恒星の明るさが一時的に増加するというもの。遠方の系外惑星を発見する主要な手法の一つ。

観測データによれば、この惑星は地球から約1万光年離れており、質量は土星の約0.7倍。過去に発見された9つの自由浮遊惑星は、いずれも「アインシュタイン砂漠(Einstein Desert)」と呼ばれる重力レンズ作用の外縁域で確認されていたが、今回の発見はこの内側、いわば「空白地帯」での発見となった。

(c)MONEYTODAY

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