2026 年 1月 1日 (木)
ホーム社会「遊ぶのが一番好き」と言っていたのに…「医学部進学」騒動で謝罪した韓国の国民的キャラクター

「遊ぶのが一番好き」と言っていたのに…「医学部進学」騒動で謝罪した韓国の国民的キャラクター

インスタグラム「home_porong_home」、オンラインコミュニティ(c)MONEYTODAY

韓国の人気キャラクター「ポロロ」。「遊ぶのが一番好き」というキャラだったのが、突如として「医学部進学」を巡る議論の中心に立たされ、「謝罪コメント」を発表することになった。一部ネットユーザーの勘違いから始まった騒動であるものの、ネット上では韓国社会における過熱する教育競争と医学部偏重現象を風刺するものとして受け止められている。

この“騒動”の発端は、「ポロロの大冒険」というアニメタイトルを、一部ネットユーザーが「ポロロ医学部冒険」と読み間違えたことに始まる。「ポロロ、医学部行ったの?」というツッコミがSNSで広がり、“医学部進学説”というネタが定着した。

加えて、かつて発売された「ポロロお医者さんごっこセット」や、YouTube動画内でポロロが白衣を着て仲間を手当てするシーンなども“証拠”として拡散され、話題に拍車をかけた。

これを受け、ポロロの公式SNSに、黒のスーツに身を包んだポロロが登場し、「私があまりにも可愛くて、申し訳ありません。毎日楽しく遊んでばかりいて、ごめんなさい。“遊ぶのが一番好きって言ってたのに、医学部行ったの?”と囁かれて……多くの方々の気分を害してしまったこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

投稿には「#遊ぶのが一番好き」「#医学部論争」「#謝罪」などのハッシュタグも添えられていた。

韓国では昨今、幼児期からの過剰な先行学習や、大学進学における医学部への偏重が社会問題化している。ポロロの代表的な主題歌には「遊ぶのが一番好き、みんな集まれ」という歌詞があるが、現実の子どもたちは「遊ぶ暇もなく勉強に追われている」という声も多い。

12月18日には、国会でいわゆる「4歳・7歳模試」とも呼ばれる幼児英語試験を禁止する「学習塾法改正案」が与野党合意で可決されるなど、制度面でも是正の動きが出ている。

また、進学情報企業「鍾路学院」によれば、2026年度の大学入試において、延世大・高麗大の自然系学部に合格した学生のうち、約半数が医学部を優先して入学を辞退したことが明らかとなっている。

大韓商工会議所が12月12日に発表した報告書でも、2025年度の上位1%の自然系学生の実に76.9%が医学部を志望していた一方、一般学部はわずか10.3%にとどまっている。

(c)MONEYTODAY

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