2025 年 12月 25日 (木)
ホーム政治韓国警察、統一教会の資金流れを本格追跡…元総務処長を参考人として聴取

韓国警察、統一教会の資金流れを本格追跡…元総務処長を参考人として聴取

2025年12月15日、京畿道加平にある教団の施設「天正宮」の様子(c)news1

韓国警察が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)による政治家へのロビー疑惑をめぐり、教団内部の会計・財政担当者を相次いで事情聴取し、資金の流れの全容解明に乗り出している。警察は、こうした内部関係者の供述や押収資料をもとに、実際に政治家側へ金品が渡ったかどうかを詳しく調べる。

警察庁国家捜査本部の特別専従捜査チームは12月23日午前、教団世界本部で総務処長を務めた人物を参考人として召喚し、取り調べを開始した。

この人物は、ロビー疑惑の中心人物である元教団世界本部長、ユン・ヨンホ氏とともに教団の行政および財政実務を担っていた。ユン氏の妻で元・教団財政局長だった人物の直属の上司でもある。

警察は22日には教団の元会計部長と、他の関係者1人を召喚して事情を聴取した。

警察は、教団内部の財政・会計担当者を相次いで呼び出し、資金の流れを追跡。教団の金が実際に政治家に流れたかどうかを検証している。今月15日には、教団本部などを家宅捜索し、会計帳簿や領収書処理記録なども押収していた。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular