SDGs~韓国の取り組み
韓国でCCUSを進める「K-CCUS推進団」が二酸化炭素の捕集・保存のために国内やオーストラリアの官民機関と全方位の協力体制を構築する。
K-CCUS推進団はこのほど、豪シドニーで開かれた「韓・豪ビジネスラウンドテーブル」でオーストラリアの国策CCUS研究機関である「CO2CRC」エネルギー企業サントスをはじめ韓国貿易保険公社、SKE&SなどとCCS事業の協力に関する多国間業務協約を締結したと発表した。
各機関は、今回の協約を通じて▽バユウンダン(Bayu-Undan)のガス田をはじめとするオーストラリアや近隣地域のCCS開発▽国家間の二酸化炭素輸送や貯蔵▽炭素排出権市場活用方法――などについて協力していくことで合意した。
今回の協約を基に、韓国K-CCUS推進団と豪CO2CRCは、これまで蓄積されてきた炭素捕集・貯蔵ノウハウを活用してCCS開発、運営関連技術と政策支援業務を遂行する。
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