
韓国国内で2025年に検査を受けた海外直輸入の化粧品1080点のうち、21.3%にあたる230点が安全基準を超えて不適合と判定されたことが明らかになった。
韓国食品医薬品安全処によると、不適合製品ではメタノールやMIT(メチルイソチアゾリノン)などの有害物質、さらには鉛・ニッケル・アンチモンといった重金属が基準値を超えて検出された。
特に頭髪用製品やネイルリムーバーで不適合率が高かった。
また、一部製品からは皮膚刺激やアレルギーを引き起こすホルムアルデヒドが韓国の基準の最大50倍、鉛は最大22倍も検出された。
製造国の97%は中国で、販売サイトでは「アリエクスプレス」が最多だった。
食品医薬品安全処と関税庁、韓国消費者院は違反製品の通関保留・サイト遮断を進めるとともに、韓国の公式ウェブサイトで製品名や写真、不適合内容を公開している。
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