2025 年 12月 22日 (月)
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韓国・外国人就業者が初の110万人突破…月収200万~300万ウォンが最多、韓国系中国人が最多比率

仁川国際空港の入国場(c)news1

韓国国内で就労する外国人の数が初めて110万人を超えた。月収では「200万~300万ウォン未満」が最も多く、経済活動への参加率は70%と高水準だった。特に韓国系中国人が最も多く、外国人全体の約3割を占めることがわかった。

国家データ庁と法務省が12月18日に発表した「2025年移民者滞在実態および雇用調査」によると、2025年5月時点で15歳以上の国内常住外国人は169万2000人で、前年より13万2000人(8.4%)増加した。

性別では男性が98万人(57.9%)、女性が71万3000人(42.1%)で、男性が15.8ポイント高かった。

韓国系中国人が50万6000人で最も多く(全体の29.9%)、次いでベトナム(27万人)、中国(13万8000人)の順だった。アジア国籍が全体の91.4%を占める。

年齢層では15~29歳が30.9%で最多、次いで30代(27.5%)、40代(15.7%)、60代以上(13.3%)、50代(12.6%)の順だった。

滞在資格別では、在外同胞が41万人、非専門就業ビザ(E-9)が32万1000人、留学生が23万6000人。前年と比較して留学生は18.2%、永住者は15.1%増加したが、訪問就業者は11.7%減少した。

地域別では57.5%が首都圏に集中しており、京畿道が57万2000人、ソウル市が29万8000人、仁川市が10万3000人だった。

外国人労働者の月収は、「200万~300万ウォン未満」が52万6000人(50.2%)で最多。「300万ウォン以上」は38万7000人(36.9%)、「100万~200万ウォン未満」が9万5000人(9.0%)、「100万ウォン未満」は4万人(3.8%)だった。

職場に対する満足度では「満足」が68.7%と最も多く、前年(62.6%)から6.1ポイント上昇。「普通」は28.7%、「不満」は2.5%だった。

産業別では「鉱工業・製造業」が44.9%で最多。次いで「卸小売・宿泊・飲食業」(20.4%)、「事業・個人・公共サービス業」(13.4%)、「建設業」(9.6%)の順。製造業と飲食関連業は増加した一方、建設業は微減した。

(c)news1

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