
ソウルの高級ホテルで、1泊あたり70万〜100万ウォン(約7万7000〜11万円)を超える宿泊料金にもかかわらず、クリスマスシーズンの予約が次々と満室になる現象が起きている。
ホテル業界によると、ソウル市内の主な5つ星ホテルでは12月下旬の客室予約率が90%に達しており、事実上「満室」状態と見なされているという。
オンラインコミュニティでは「クリスマスのホテル予約の現状」と題した投稿が拡散されている。投稿者は複数の高級ホテルの客室料金と予約状況をスクリーンショットで紹介し、「100万ウォンを超える価格にもかかわらず、予約が完売している」と驚きを示した。
中でも最高額を記録したのは、ソウル・蚕室(チャムシル)に位置する「シグニエルソウル」で、クリスマス前後の1泊料金は約145万ウォン(約16万円)に達していた。
そのほかにも、▽パークハイアットソウル:約126万ウォン▽ロッテホテルソウル:約125万ウォン▽グランドインターコンチネンタルソウルパルナス:約113万ウォン――といった主要な高級ホテルも100万ウォン超えの宿泊料金を提示している。
このような状況に対し、SNS上では「不況だって話は嘘なんじゃないか」「閑散期と比べて2.5倍の価格」「それでも行きたい」「いくら年末でもやりすぎだ」など、さまざまな反応が見られる。
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