
中学3年生の男子生徒に「鍛えてやる」と言って性器をゴムひもでたたくなどした塾の院長が、保護者から児童虐待の疑いで告訴された。12月11日に放送されたJTBCの番組「事件班長」が報じた。
保護者が番組に情報提供した。それによると、息子は7年前から通っていた塾で、院長から長期にわたって虐待を受けていた。担任教師から、息子が強制的に頭や眉毛をそられたと聞き、本人を問いただして重大な被害が明らかになった。
それによると、院長は7月ごろから「性器も鍛えなければならない」と言って、ゴムひもで性器やその周囲をたたいていた。
院長は「表情が悪い」「ため息をついた」など言いがかりをつけては暴力を繰り返し、他の生徒たちも加担させた。また、息子に歌や踊りを強制したり、他の生徒の薬を飲ませたりした。
息子は「親に話したら手段を選ばず報復する」と脅され、被害を打ち明けられずにいた。また、暴行と暴言で「自分が精神的にあかしいのではないか」と考えるほど洗脳されていたという。
保護者は警察に被害を通報。警察は、院長の携帯電話や塾の監視カメラなどを押収し、捜査を進めている。加担した生徒たちについては、学校暴力委員会で審議が続いている。
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