
飲酒運転によるひき逃げ事件で服役中の韓国のトロット歌手キム・ホジュン受刑者(34)が、2025年の「クリスマス特赦」に向けた仮釈放審査の対象に含まれたことが明らかになった。
キム・ホジュン受刑者は2024年4月、飲酒ひき逃げの罪で懲役2年6カ月の実刑判決を受け、現在は京畿道・驪州にある「ソマン矯導所」で服役中。今回、法務省傘下の「仮釈放審査委員会」によるクリスマス特赦の仮釈放審査対象に含まれた。
キム・ホジュン受刑者が仮釈放審査の対象に選ばれたのは、受刑者の年齢、犯行の動機や罪名、矯正態度、健康状態、生活環境などを総合的に判断し、再犯のリスクが一定基準を下回った場合、自動的に審査対象に含まれる仕組みがあるためだ。
通常、仮釈放の審査対象となるには、刑期の3分の1以上を終え、矯正成績が良好で再犯の可能性が低いと評価されることが条件となる。さらに、法務省のガイドラインでは刑期の60%以上を消化していることが予備審査の対象条件とされているが、これは罪質などにより個別に異なる。
同省は例年、三一節(3月1日)、釈迦誕生日、光復節(8月15日)、矯正の日、クリスマスなどに合わせて仮釈放審査を実施してきた。
「刑の執行および収容者の処遇に関する法律」に基づき、仮釈放審査委員会は、対象者の仮釈放適格性について最終的な判断を下す。今回のクリスマス特赦の審査を経て、適格と判断された場合は、クリスマス前日の12月24日に釈放されることになる。
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