
韓国・京畿道金浦(キンポ)市の市街地で、旭日旗を車体に貼り付けた白いベンツSUVが目撃され、ネット上で強い批判が巻き起こっている。
韓国の大手自動車関連オンライン掲示板「ボベドリーム」に12月2日、「旭日旗ベンツ、金浦で目撃(リアルタイム)」というタイトルの投稿が掲載された。
添付された写真を見ると、白いベンツSUVの車体の右側面や後部窓など複数の箇所に旭日旗のステッカーが貼られている様子がはっきりと確認できる。
投稿者は「ニュースでしか見たことがなかったが、まさか自分が実際に目にするとは思わなかった」とし、「このような場合、法的な処罰は可能なのか」と疑問を呈した。
投稿を見たユーザーたちからは「独立運動の烈士たちが墓の下で泣いているだろう」「なぜこんなものを放置しておくのか」「公共の場で挑発的すぎる」などの批判が殺到している。
問題のベンツは、今年9月には慶尚北道・金泉(キムチョン)市、12月には大邱(テグ)市でも目撃され、同様にネット上で物議を醸していた。
一部の地方自治体(釜山、世宗など)では、公共施設における旭日旗などの使用を制限する条例を設けているが、私有財産(自家用車)に貼る行為は現行法では取り締まることができない。
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