
韓国の無人販売店舗で、一部の顧客による迷惑行為が相次ぎ、店舗を運営する自営業者の間で悩みが深まっている。
韓国の小商工人向けオンラインコミュニティ「社長はつらいよ」に11月24日、「無人店舗、現実に打ちのめされる瞬間」と題した投稿が掲載された。投稿には、破損したアイスクリームや開封された商品などの写真が添付されており、大きな反響を呼んだ。
投稿者は無人店舗を1年ほど運営している自営業者で、「冷凍庫に手を突っ込んで、まるで故意にアイスを壊したようなケースがあった」と述べ、「監視カメラでも誰がやったのか特定が難しく、結局は文句を言いながら廃棄するしかない」と嘆いた。
さらに「3~4歳くらいの子どもが店内の商品をめちゃくちゃにしても、親は自分の買い物に夢中で全く注意しないこともある」とし、他の迷惑行為の実態も明かした。
投稿者は「私自身も子どもがいるため、似たような場面に遭遇することはあるが、子どもが商品を開けたり傷つけたりしたら、必ず購入している。だが、すべての人がそうではない」と指摘する。
また、「運良く監視カメラで確認できれば、直接お願いして元の場所に戻してもらうが、後から気づいた場合はどうしようもない」と述べ、開封された玩具などの写真も掲載した。
さらに、キオスク(無人注文機)に紙幣を無理やり押し込んで故障させたり、アイスクリームを購入せずに室温に放置して溶かしたり、買うつもりのないお菓子を手で揉んで破損させたりするなどの被害も複数回発生しているという。
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