2025 年 12月 4日 (木)
ホームエンターテインメント韓国タレント俳優が相次ぎ「白斑」告白…完治困難、強い外見的ストレス

韓国タレント俳優が相次ぎ「白斑」告白…完治困難、強い外見的ストレス

イ・ジヒョンのインスタグラム(c)news1

韓国のガールズグループ「ジュエリー」出身のタレント、イ・ジヒョンと俳優ク・ソンファンが相次いで白斑を患っていることを公表した。白斑はメラニン細胞の消失によって肌に白い斑点が現れる後天的な皮膚疾患であり、痛みはないものの外見の変化による心理的ストレスが大きい。

イ・ジヒョンは最近、自身のSNSで体のあちこちに白い斑点が生じ、組織検査の結果、白斑と診断されたことを明かした。ク・ソンファンもMBCのバラエティ番組『私は一人で暮らす』で治療中であることを告白している。

白斑の正確な発症原因は、現在の医療でも特定されていない。ソウル聖母病院皮膚科のハン・ジュヒ教授は「メラニン細胞が何らかの要因で消失し、体の各部にさまざまな大きさと形の白い斑点が出現する後天的な疾患」と説明している。これまでに、遺伝説、免疫異常説などが提唱されているが、いずれも決定的とは言えない。

症状は身体のあらゆる部位に現れる可能性があり、特に手足・膝・肘などの突出部位や顔・目の周囲・口元・鼻の周囲などに多く見られる。自覚症状はないが、目立つ部位の変色により強い外見的ストレスが生じ、自己免疫疾患を併発することもある。

ハン・ジュヒ教授は「白斑は見た目の問題だけでなく、生活の質を著しく低下させる。進行すると対人恐怖など社会生活に深刻な支障をきたすため、必ず皮膚科専門医による診断と治療が必要だ」と警鐘を鳴らす。

(c)news1

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