韓国で今後、ロボットが消費者の肌の状態を分析し、オーダーメードで作る「自分だけの化粧品」を購入できるようになる。
大韓商工会議所サンドボックス支援センターと産業通商資源省はこのほど、「産業融合規制サンドボックス審議委員会」を開き、スマートファクトリーを活用したオーダーメード型化粧品の調製・販売(株式会社リリーカバー)と、水素チューブトレーラーを利用した水素流通サービスなど11件を承認したと発表した。
リリーカバーが申請した「スマートファクトリーを活用したオーダーメード型化粧品調剤・販売」サービスは、全自動化粧品製造装置(スマートファクトリー)に装着された皮膚診断機を使って消費者の肌の状態を測定し、分析した結果を基にオーダーメード型化粧品を調剤するサービスだ。
現行法上、オーダーメード型化粧品を販売するためには、調剤管理士を売り場ごとに配置する必要があるため、スマートファクトリーを通じたオーダーメード型化粧品の市場販売は困難だった。
審議委は「スマートファクトリーを活用したオーダーメード型化粧品調剤・販売サービスに対する安全性などを検証し、国内だけでなく海外でもKビューティー活性化及び関連産業を育成する機会」だとして、1人の調剤管理士が複数の売り場を共同で運営・管理することを認めた。
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