
韓国光州で、街をさまよっていた中年男性が、ライブ配信中のユーチューバーによって保護され、6日ぶりに家族の元へ戻った。この出来事はネット上で大きな注目を集めている。
事の発端は、YouTubeチャンネル「イロイ」を運営するイ・ヨンジュ氏が11月20日深夜、光州市内を歩きながら生配信していた際、青いジャンパー姿の中年男性と出会ったこと。男性は「自分は23歳の大学生」と名乗ったが、不自然さを感じた視聴者から「行方不明者ではないか」との指摘が寄せられた。
確認すると、その日発信されていた災害安全通知に、光州北区の44歳男性が行方不明となっている旨の情報があり、服装や体格などが一致していた。イ・ヨンジュ氏は直ちに警察に通報し、現場に戻って男性を保護。駆けつけた警察官に引き渡したことで、男性は無事に家族の元に帰ることができた。
この対応にネットでは「誰にでもできる行動が命を救う」と称賛の声が相次いでおり、警察も今後、行方不明者情報の発信強化と市民の協力を呼びかける方針。
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